海未「ことり、歌詞が書き上がりましたよ」
海未「ことり、歌詞が書き上がりましたよ」
ことり「花陽ちゃんとのデュエット曲だよね!どれどれ……”ねえ、ひとつだけ聞いていい?私のこと…”……いいかも!」
海未「気に入ってもらえたようで良かったです、それでは私はこれで」
ことり「うん、またね♪」
ことり「とりあえずひと通り目を通さなきゃ……」
ことり「”やっとはれたね ぱーっとはれたね そして元気になるね”」
ことり「…………。」
ことり「”おはようの代わりに背中を叩いて さぁいくよ”」
ことり「…………。」
ことり「”触って確かめなきゃだから 動き出そうよ自分らしくね”」
ことり「……………………。」
ことり「”「出そっ?」 「うんっ」”」
ことり「………………………………。」
ことり「”どんな風に感じてるの全部見せてよ”」
ことり「………………………………花陽ちゃん、ごめんね……。」
~翌日~
ことり「あのぉ、花陽ちゃん……この曲なんだけど」
花陽「はいっ、歌詞は頭に入れてきました!」
ことり「えっ、そのぉ……大丈夫だったの?」
花陽「?」
ことり「あ、ああっ……あ……そんな目でこっちを見ないでよぉ~!!!」
花陽「コトリチャン!?」
海未「あぁ、ことり……ことり……期待通りでしたよ……」
花陽「(なんだろう……海未ちゃんの目がすごく怖いよ……)」