絵里「Snow halationのPVを撮るわよ」
絵里「まだ6月だけど、Snow halationのPVを撮るわよ」
凛「なんでにゃぁ!?」
穂乃果「えー!スノハレなら冬に一度撮ったよ!」
海未「そうですね……何故今Snow halationのPVをもう一度撮影するのでしょう?」
花陽「それは、これですっ!」
にこ「その名もアイドル甲子園!」
一同「アイドル甲子園~!?」
花陽「そうですっ、全国ネット……しかもゴールデンタイムで放送されるみたいです!」
にこ「参加資格は一度も公開していない映像作品なら何でもOKって書いてあるでしょ?」
絵里「そこで私たちの曲の中で何が一番ふさわしいかを考えたら、Snow halationしか無いでしょってことになったの」
にこ「まぁ~、にこは夏色でも全然アリかなぁ~って思ったんだけどぉ~」
花陽「絵里ちゃんがどうしてもスノハレがいいって……」
凛「凛も夏色がいいにゃ!」
穂乃果「私も!」
海未「(また穂乃果の水着が見られるのですね……)」
ことり「いいと思う♪」
希「エリチ…………どうするん?」
絵里「スノーハレーション、やるわよ!!!」
一同「えぇ~~~!!!」
真姫「…………4時半。30分早く着いたわね。」
花陽「あっ、真姫ちゃ~ん!」
真姫「花陽。それに凛も」
凛「真姫ちゃんが一番乗りかにゃ?」
真姫「(無言で目線を左にやる)」
にこ「μ'sで~す!よろしくお願いしま~す!リーダーはこの私!矢」
凛「こんな時までチラシ配り……」
花陽「さすが部長です!!」
真姫「……あっ、穂乃果たちも来たわよ。」
穂乃果「ごめ~ん!遅れちゃった!」
海未「まだ20分以上余裕がありますよ。」
ことり「お待たせ~」
絵里「みんな、揃っているようね!」
穂乃果「絵里ちゃん!?」
花陽「うわ~、スノハレの衣装……」
にこ「気合入ってるわね!」
凛「ちょっと暑くないかにゃ?」
希「みんなの分もあるで~」
海未「やっぱりこれを着るんですか……」
真姫「しょうがないわね」
穂乃果「うーん……絶対汗でベトベトになっちゃうよ~」
海未「穂乃果、帰ったらすぐお風呂に入りましょう」
ことり「海未ちゃん。」
海未「違うんですこれは」
凛「蒸し暑いにゃ~……」
真姫「絵里、さすがに厳しいんじゃない?」
絵里「これくらいで挫けてちゃダメよ!」
希「でも、撮影しようにもまだ全然明るいやんな」
絵里「ファミレスで時間を潰しましょう!」
穂乃果「いやぁ~食べた食べた」
花陽「もうお腹いっぱいです……」
凛「食べたら眠くなってきたにゃぁ……」
真姫「ちょっと凛、離れなさいよ。」
希「エリチ、今日はもう――」
絵里「踊るわよ!!!」
ことり「………………。」
希「さすがにこれじゃ応募できんね……」
海未「動きもバラバラでした、表情も最悪です。アイドルとは到底思えません。」
にこ「こんなの封印よ、封印。後々に黒歴史として発掘されちゃうわよ」
絵里「でも、それでもやらなきゃ……」
絵里「今日はこの辺にしましょうか」
穂乃果「………………zzZ」
希「もう穂乃果ちゃんと凛ちゃん、寝とるね……。」
海未「穂乃果は連れて帰りますよ。」
にこ「真姫と花陽もヘトヘトじゃない。」
希「そういうにこっちも」
にこ「アンタだって平気そうにしてるけど疲れてるでしょ」
絵里「……そうね、私が間違ってたわ。」
絵里「こんなに焦ったってしょうがないものね……」
絵里「もう一度、考えなおしてみるわ。」
希「エリチ……ウチも手伝うから」
にこ「ったくしょうがないわねぇ……次は相談しなさいよ?」
絵里「にこ……希……。」
絵里「それじゃ、今日のところは帰るわよ!」
にこ「…………絵里、時計」
絵里「ん?」
希「エリチ……もう終電が」
絵里「エリチカおうち帰れなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」