10年前でも昨日でも過去は過去だから
こんにちは!
昨日寝る前にふと考えていたことを書き残します。
夜真っ暗にして布団に入ると、ふと昔を思い出したり、何か理想を思い描いたりしちゃう人はいませんか?
私は昔からそのタイプの人間で、昨晩も10年前のことを思い出していました。
それは家族みんなで公園に遊びに行く、特別なことは何も無い1日。
朝早くに、まだ布団に入っている父親を踏みつけながら起こし、母親が作った朝食を食べて、父親が運転する8人乗りの車に乗り込む。後ろが広々しているので寝転んだりしながら、車で揺られること1時間ちょっとで出来たばかりの遊具が豪華な公園に着く。
2時間ほど遊具で遊びまわって、桜の木の下にシートを敷き、母親が作ったお弁当を食べる。玉子焼きがめちゃくちゃ綺麗に出来てる。
帰りは疲れて寝てしまっているのだが、父と母が笑顔で会話している様子をなんとなく想像。
とまぁ、そんな感じのだいぶ美化された、半分夢のような思い出がたまに浮かんでくるんですね。
それで、昨日は「何故過去の思い出はこんなにも綺麗なのか」ということを考えたりしていました。
過去と同じ経験は二度と出来ないからだろうか?と考えたのですが、
記事のタイトルにつけたように、昨日だって過去は過去だから、経過した時間の長さが問題かな?と思いました。
よく「時間が解決してくれる」と言いますが、良くも悪くも記憶が曖昧になっていく影響で、楽しかった思い出はより楽しくなるのかなぁという結論に至りました。
そして、「そういえばここ最近、毎日同じことを繰り返しているから、もし何も告げられずに昨日と全く同じ1日を過ごしたとしても気づかないかも知れないな……そりゃ昨日の事を思い出したって綺麗な思い出になるわけないな……」と思い、静かに枕を濡らしました。
おわり。